丸玉トマト
主な品種: 桃太郎、みそら、かれん
出荷時期:8月〜翌年7月
果肉が柔らかく日持ちのするトマト
丸玉トマトは、近年、当地域でも主流になってきたトマトです。 果実は重さ220g前後で、ふっくらとした丸い形。甘味が強くて適度な酸味もあり、ピンクがかった赤い果皮は熟すと赤みを増します。また、カットしてもゼリー部分が流れ出ず調理しやすいのもポイントです。果肉がほどよいかたさで軟化しにくいのも特徴のひとつ。果肉が柔らかく日持ちがします。
主な品種の特徴
桃太郎系
酸味と糖度のバランスが良く、ゼリー部も多いのでジューシー。メリハリのある味。桃太郎ヨークの品質にTYと棚持ちをプラスしたのが桃太郎ホープとなっており、食味の点では大きな違いは見られません
みそら系
酸味と甘味のバランスが良く、コクのある味わい。ゼリー部が少なく果肉が厚いので、家庭でもカットしやすい。果実自体も硬さがあり、輸送性や棚持ちに優れる。
かれん
肉質はしっかりしており、酸味とコクのバランスが非常に取れたトマトです。皮と厚みと肉質のバランスがいいので老若男女問わず、お召し上がり頂けます。
安心・安全を第一に
JA愛知みなみトマト部会管内では農薬を減らすための害虫対策を地域全体で実施し、皆様に安心してお召し上がりいただけるように生産体制を整えております。
産地によって出荷時期は異なりますが、田原市では冬から春がメインの出荷時期となります。特に冬は、寒暖差が激しく糖度が乗りやすくなります。冬場の太陽の恵みをじっくり蓄え、おいしく育った愛知みなみのトマトを是非ご賞味ください。
出荷のピークは例年4〜5月で、9月~翌年7月まで長期に渡る出荷が行っています。関東(東京、神奈川、千葉など)、中部(三重、長野、名古屋)を中心に全国広く出荷しています。
収穫されたトマトは農協の選果場に運ばれ、等級(形状)と階級(大きさ)により21の等階級に区分し、4㎏箱に詰められて出荷されます。年間の出荷量はおよそ138万ケースです。また、一般のトマトの他に、栽培期間中の施肥量と水やりを加減することで糖度を高めたトマトとして、「龍珠」 「魁」 「匠」も販売されています。
美味しい丸玉トマトの見分け方
皮がつやつやとしていて張りがあり、ヘタがきれいな緑色のものがおすすめです。全体が均質に色づいていてみずみずしさがあり、手に持ったときに重みを感じるものが良いトマトの証。また、お尻側に放射状のスジがきれいに入っているものは糖度が高いといわれます。
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